事務局ブログ
銚子ジオパーク認定3周年記念イベント台風博士の実験とお話し
2015.10.20 Tuesday 09:30
10月17日(土)に、銚子ジオパーク認定3周年記念イベントとして、「台風博士の実験とお話し」が開催されました。参加者は13名でした。
はじめに、台風がどこでできやすいのかを見て、その後台風の特徴の一つである気圧に注目して、気圧の低下と水面の上昇の関係について、室内実験が行なわれました。
写真1 台風の説明のようす
気圧の実験は、透明の容器をさかさまにして中に少し水を入れて、次に気圧計を見ながら空気を吸い出し、そのときの水面上昇量を見ました。このとき気圧1hPaの低下に対して、水面が約1cm上昇しました。
次に、実際の台風データを使ってグラフを作成し、気圧の低下と海水面の上昇について考えました。実際の台風では、実験による気圧の低下量よりも、水面上昇量が高くなりました。その原因として、強風によって海水が集められて、水面が上昇することを説明していました。台風時の高潮の危険性がわかりました。
実験2 グラフ作成のようす
その後は、ペットボトルを使った雲の発生の実験は、みんな楽しそうに実験を行っておりました。
写真3 実験のようす
今回は、日本気象予報士会千葉支部から3名の方がこの実験を手伝ってくださいました。
写真4 実験のデモンストレーション
この場をお借りいたしまして、感謝申し上げます。
はじめに、台風がどこでできやすいのかを見て、その後台風の特徴の一つである気圧に注目して、気圧の低下と水面の上昇の関係について、室内実験が行なわれました。
写真1 台風の説明のようす
気圧の実験は、透明の容器をさかさまにして中に少し水を入れて、次に気圧計を見ながら空気を吸い出し、そのときの水面上昇量を見ました。このとき気圧1hPaの低下に対して、水面が約1cm上昇しました。
次に、実際の台風データを使ってグラフを作成し、気圧の低下と海水面の上昇について考えました。実際の台風では、実験による気圧の低下量よりも、水面上昇量が高くなりました。その原因として、強風によって海水が集められて、水面が上昇することを説明していました。台風時の高潮の危険性がわかりました。
実験2 グラフ作成のようす
その後は、ペットボトルを使った雲の発生の実験は、みんな楽しそうに実験を行っておりました。
写真3 実験のようす
今回は、日本気象予報士会千葉支部から3名の方がこの実験を手伝ってくださいました。
写真4 実験のデモンストレーション
この場をお借りいたしまして、感謝申し上げます。
カテゴリー: 事務局ブログ |
銚子ジオパーク認定3周年記念講演会「誇りを持って地域を語る」
2015.10.16 Friday 11:00
10月14日(水)に、銚子ジオパーク認定3周年記念講演会として、隠岐世界ジオパークの野辺さんによる「誇りを持って地域を語る〜地域資源を活用した離島の挑戦〜」が開催されました。参加者は30名でした。
写真:講演会のようす
自分の出身地である隠岐について人から聞かれたとき、うまく答えることができなかったことや隠岐の交流人口が減少していることなどがきっかけとなって、もっと隠岐の良さを伝えることによって、地域づくりを行っていきたいという熱意から、活動がはじまりました。日本でジオパーク活動が始まる前から隠岐では、ジオパーク活動と同じような活動が行なわれていました。人に説明するときには、地質から入るのではなく、人が受け入れやすい文化から始めて、最終的にそれが大地と関わりがあることを伝えるようにしているそうです。
はじめから世界ジオパークを目指すという熱意によって、周囲の人を巻きこみ、2013年9月に世界ジオパークに認定されました。
海外の旅行誌であるロンリープラネットやミシュランを見て、外国人観光客が増加しているそうです。
隠岐の植物は特異的で、固有種は少ないものの北方系や南方系、高山系など本来さまざまな環境で生育するものが、隠岐で見られるそうです。
この講演によって、隠岐の良さがわかったのと同時に、地域を巻き込んでいく熱意、どのように地域を伝えていくのかがよくわかりました。
野辺さん、どうもありがとうございました。
写真:講演会のようす
自分の出身地である隠岐について人から聞かれたとき、うまく答えることができなかったことや隠岐の交流人口が減少していることなどがきっかけとなって、もっと隠岐の良さを伝えることによって、地域づくりを行っていきたいという熱意から、活動がはじまりました。日本でジオパーク活動が始まる前から隠岐では、ジオパーク活動と同じような活動が行なわれていました。人に説明するときには、地質から入るのではなく、人が受け入れやすい文化から始めて、最終的にそれが大地と関わりがあることを伝えるようにしているそうです。
はじめから世界ジオパークを目指すという熱意によって、周囲の人を巻きこみ、2013年9月に世界ジオパークに認定されました。
海外の旅行誌であるロンリープラネットやミシュランを見て、外国人観光客が増加しているそうです。
隠岐の植物は特異的で、固有種は少ないものの北方系や南方系、高山系など本来さまざまな環境で生育するものが、隠岐で見られるそうです。
この講演によって、隠岐の良さがわかったのと同時に、地域を巻き込んでいく熱意、どのように地域を伝えていくのかがよくわかりました。
野辺さん、どうもありがとうございました。
カテゴリー: 事務局ブログ |
親子で夏の自由研究ツアー「目指せ!化石博士!!」
2015.08.03 Monday 17:29
7/18に親子で夏の自由研究ツアー「目指せ!化石博士!!」を実施しました。
化石は貴重な地域の遺産。
そんな化石の大切さを実感しつつ、勉強して自由研究の材料にしてもらおうという企画です。
化石探しの様子
海岸に落ちている化石を探します。磯を荒らさないよう慎重に探しました。
見つけた化石は銚子ジオパークから発見者に寄託しました。
午後は化石のお勉強。
銚子産の化石のレプリカを作成しています。石膏で作ったので色を塗ることができます。
昔の生活を想像しながら色を塗ってね。
石灰岩の実験。
酸性の洗剤をかけるとすごい泡が!
化石の入った石灰岩を磨いています。こうすると立派な標本に。
ひたすら磨く、根気のいる作業です。がんばれー。
磨いた石灰岩標本を観察中。
どんな化石が見えるかな?
今回の講座で、自由研究も完璧なはず!?
目指せ未来の化石博士!
化石は貴重な地域の遺産。
そんな化石の大切さを実感しつつ、勉強して自由研究の材料にしてもらおうという企画です。
化石探しの様子
海岸に落ちている化石を探します。磯を荒らさないよう慎重に探しました。
見つけた化石は銚子ジオパークから発見者に寄託しました。
午後は化石のお勉強。
銚子産の化石のレプリカを作成しています。石膏で作ったので色を塗ることができます。
昔の生活を想像しながら色を塗ってね。
石灰岩の実験。
酸性の洗剤をかけるとすごい泡が!
化石の入った石灰岩を磨いています。こうすると立派な標本に。
ひたすら磨く、根気のいる作業です。がんばれー。
磨いた石灰岩標本を観察中。
どんな化石が見えるかな?
今回の講座で、自由研究も完璧なはず!?
目指せ未来の化石博士!
カテゴリー: 事務局ブログ |
親子で夏の自由研究ツアー「きのこ探検隊!!」
2015.07.31 Friday 17:04
7/29に親子で夏の自由研究ツアー「きのこ探検隊!!」を銚子君ヶ浜と銚子渡海神社にて実施しました。
この企画は、銚子の海岸や林に自生するきのこや植物の観察と標本作りをとおして、その特徴を学んでもらうものです。
君ヶ浜海岸での様子 君ヶ浜の松林での様子
午前中は、君ヶ浜海岸付近にてきのこ探しと海浜植物の観察を行いました。
渡海神社境内での様子
午後はまず、銚子渡海神社の境内にてきのこ探しを行い、中には珍しいきのこの発見もありました。
きのこの観察と標本作りの様子1 きのこの観察と標本作りの様子2
銚子渡海神社でのきのこ探しの後は、教室に戻り、その日に採取したきのこの観察と標本づくりを行いました。
参加者の皆さんそれぞれ、夏休みの自由研究になりそうなきのこ標本ができたようです。
この企画は、銚子の海岸や林に自生するきのこや植物の観察と標本作りをとおして、その特徴を学んでもらうものです。
君ヶ浜海岸での様子 君ヶ浜の松林での様子
午前中は、君ヶ浜海岸付近にてきのこ探しと海浜植物の観察を行いました。
渡海神社境内での様子
午後はまず、銚子渡海神社の境内にてきのこ探しを行い、中には珍しいきのこの発見もありました。
きのこの観察と標本作りの様子1 きのこの観察と標本作りの様子2
銚子渡海神社でのきのこ探しの後は、教室に戻り、その日に採取したきのこの観察と標本づくりを行いました。
参加者の皆さんそれぞれ、夏休みの自由研究になりそうなきのこ標本ができたようです。
カテゴリー: 事務局ブログ |
「海藻押し葉をつくろう」が開催されました
2015.07.31 Friday 10:30
7月30日(木)に「親子で夏の自由研究ツアー」のひとつとして、「海藻押し葉をつくろう」が開催されました。
午前中は、講師の千葉科学大学の糟谷先生が、銚子の海藻類の多様性について、説明していただいた後、海鹿島へ海藻採りに行きました。この日は、波浪も穏やかで、潮も引いていたため、参加者のみなさまは楽しそうに海藻を採っておりました。
昼食のお弁当は、「大地の恵み弁当」を食べました。銚子産の材料だけで作ったという銚子ジオパークを表現した弁当でした。
午後からは、具体的な海藻押し葉の作り方を聞いた後に、作業を行いました。名前のわからない海藻は、先生に聞いて確かめておりました。
これから1週間程度、毎日新聞紙を取りかえて海藻を乾燥させます。いい海藻押し葉が完成するといいですね。
(写真1)海鹿島付近での海藻採取のようす
(写真2)何かおもしろいのがいたのかな?
(写真3)海藻押し葉の作品例の紹介
(写真4)海藻押し葉の作り方を学ぶ
(写真5)海藻押し葉を作っています
(写真6)海藻押し葉の水分を除去しています。きれいですね。
午前中は、講師の千葉科学大学の糟谷先生が、銚子の海藻類の多様性について、説明していただいた後、海鹿島へ海藻採りに行きました。この日は、波浪も穏やかで、潮も引いていたため、参加者のみなさまは楽しそうに海藻を採っておりました。
昼食のお弁当は、「大地の恵み弁当」を食べました。銚子産の材料だけで作ったという銚子ジオパークを表現した弁当でした。
午後からは、具体的な海藻押し葉の作り方を聞いた後に、作業を行いました。名前のわからない海藻は、先生に聞いて確かめておりました。
これから1週間程度、毎日新聞紙を取りかえて海藻を乾燥させます。いい海藻押し葉が完成するといいですね。
(写真1)海鹿島付近での海藻採取のようす
(写真2)何かおもしろいのがいたのかな?
(写真3)海藻押し葉の作品例の紹介
(写真4)海藻押し葉の作り方を学ぶ
(写真5)海藻押し葉を作っています
(写真6)海藻押し葉の水分を除去しています。きれいですね。
カテゴリー: 事務局ブログ |
カテゴリー
新着記事
アーカイブ
ブログ記事検索
カレンダー
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |
モバイル
その他
- RSS 1.0
- 処理時間 0.060142秒