事務局ブログ
筑波山地域ジオパークからの視察
2016.11.11 Friday 11:11
11月4日(金)に、桜川市をはじめとする筑波山地域ジオパークのみなさま18名の方が、銚子ジオパークに視察に来られました。
一行は、地球の丸く見える丘展望館で、銚子ジオパーク認定ガイドの説明を聞いた後、昼食を取り、午後からは、犬吠埼、屏風ケ浦を見学されました。参加者の一人は、認定ガイドの説明を聞いて、「単に見るだけでは気がつかないが、こうして説明してもらえると大地の成り立ちが実感としてわかる。楽しかった。」と感想を述べていました。
(写真1)地球の丸く見える丘展望館でのようす
(写真2)屏風ケ浦でのようす
その後、銚子市青少年文化会館の会議室へ移動し、銚子ジオパークにおける地域振興の事例について、説明した後、意見交換を行いました。筑波山地域ジオパークの方からは、「新規認定時の課題について、どのように取り組んできたのか?」、「既存の食材をジオパーク活動にどのようにとりこんでいるのか?」、「ジオパーク活動をどのように推進しているのか?」など活発な意見交換が行なわれました。
あっという間に、予定の時刻を回りました。今度機会があれば、銚子から筑波山地域ジオパークの視察にも行ってみたいです。?
(写真3)地域振興に関する意見交換会ようす
一行は、地球の丸く見える丘展望館で、銚子ジオパーク認定ガイドの説明を聞いた後、昼食を取り、午後からは、犬吠埼、屏風ケ浦を見学されました。参加者の一人は、認定ガイドの説明を聞いて、「単に見るだけでは気がつかないが、こうして説明してもらえると大地の成り立ちが実感としてわかる。楽しかった。」と感想を述べていました。
(写真1)地球の丸く見える丘展望館でのようす
(写真2)屏風ケ浦でのようす
その後、銚子市青少年文化会館の会議室へ移動し、銚子ジオパークにおける地域振興の事例について、説明した後、意見交換を行いました。筑波山地域ジオパークの方からは、「新規認定時の課題について、どのように取り組んできたのか?」、「既存の食材をジオパーク活動にどのようにとりこんでいるのか?」、「ジオパーク活動をどのように推進しているのか?」など活発な意見交換が行なわれました。
あっという間に、予定の時刻を回りました。今度機会があれば、銚子から筑波山地域ジオパークの視察にも行ってみたいです。?
(写真3)地域振興に関する意見交換会ようす
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日本ジオパークネットワーク全国大会伊豆半島大会
2016.11.11 Friday 11:00
10月10-11日に、静岡県沼津市で開催された第7回日本ジオパークネットワーク全国大会伊豆半島大会に参加しました。
(写真1)開会式の様子
基調講演では、神戸大学海洋底探査センター教授の巽好幸氏による「列島からの恩恵、大陸誕生の謎を伊豆から考える」という内容で、講演されました。キーワードは水でした。はじめに太陽系に水があるのは地球だけである理由として、太陽からの距離と地球の重さが影響していること、木星と土星の軌道が現在よりも内側に移動していた時期に、水が供給されたことなどが話されました。その後、地球は、他の惑星と違って、地球上の高さの割合について2つのピーク(大陸と海)があって、互いに異なった地殻を持っていること、大陸の地殻が形成されるためには、大陸が必要であるということが話されました。そのため、最初の大陸は、どのように形成されたのかという問いかけをしました。そこで、伊豆小笠原海溝のような海洋島弧の地殻を調べてみると、2つのプレートがぶつかり合っているところで、大陸の地殻が形成されているということがわかったそうです。この大陸が形成されるために、水が重要な役割を果たしているという話しでした。
(写真2)基調講演後の談話のようす
市町村長セッションでは、各ジオパークの首長が舞台に上がって、司会者が首長に質問するという形式でした。ある首長からは、「人口が減少しているので、住民が自信を失ったが、ジオパークを始めたことによって、住民が自信を持って、地域を語ることができるようになった。」また別の首長は、「地域としては、ジオパークの関心がなかった。やってみると面白い。愛着や誇りにつながる。」などの意見が出ていました。
最後に司会者が、「誰かがやってくれるというのではなく、全員がジオパーク活動を進める当事者であるという覚悟をもって、相互チェック(審査)で互いの覚悟を共有しながら、いきいきとした地域社会づくりを、共に前に進めていきましょう。」とまとめていました。
(写真3)市町村長セッションのようす
また、ブース展示では、銚子ジオパークの宣伝をしながら、物販を行いました。この物販には、龍泉堂から「琥珀羊羹」、銚子電鉄から「ぬれ煎餅と佃煮」、ヤマサ醤油とヒゲタ醤油から提供いただいた醤油を持ちこみました。商品を通して、色々な地域の方と交流ができて、とても有意義でした。
(写真4)ブース展示のようす
ポスターセッションでは、銚子ジオパークからは、「日本ジオパーク認定 4 年目を迎えた銚子ジオパークにおける市民の意識調査結果について」というタイトルで発表しました。内容としては、今年7月に行ったアンケート調査をもとに、ジオパーク活動に対する要望について集計した結果について、話しました。ジオパークは、4年に一度再認定審査がありますので、再認定審査に関心のある方がポスター発表を聞きに訪れ、意見交換をしました。
また分科会(ガイド養成と組織のマネジメント)について、簡単に報告します。1日目に、まず、「私たちのめざすガイド像2015in霧島」のおさらいをしました。次に、2013年のJGN全国研修会の事前アンケート結果「ガイド養成講座等に関する調査票」を見て、グループごとに、各ジオパークの良いところを拾い出しました。その後は、それをまとめて、発表しました。また、他のジオパークの事例発表を聞きました。
2日目に、1日目の結果を使って、ガイド養成講座を組み立てました。地域によっては、フライトアテンダントの接遇講習があったり、プロのアナウンサーによる発声練習や文章の組み立て方講習があったり、コミュニケーションスキル講習があったりと興味深い講習を行っているところもあるようでした。
(写真5)分科会(ガイド養成と組織のマネジメント)のようす
各地域のジオパークの方と、交流や意見交換によって、充実した全国大会になりました。
最後になりますが、物販では、龍泉堂、銚子電鉄、ヤマサ醤油、ヒゲタ醤油からご協力を得ました。あらためて深く感謝申し上げます。
(写真1)開会式の様子
基調講演では、神戸大学海洋底探査センター教授の巽好幸氏による「列島からの恩恵、大陸誕生の謎を伊豆から考える」という内容で、講演されました。キーワードは水でした。はじめに太陽系に水があるのは地球だけである理由として、太陽からの距離と地球の重さが影響していること、木星と土星の軌道が現在よりも内側に移動していた時期に、水が供給されたことなどが話されました。その後、地球は、他の惑星と違って、地球上の高さの割合について2つのピーク(大陸と海)があって、互いに異なった地殻を持っていること、大陸の地殻が形成されるためには、大陸が必要であるということが話されました。そのため、最初の大陸は、どのように形成されたのかという問いかけをしました。そこで、伊豆小笠原海溝のような海洋島弧の地殻を調べてみると、2つのプレートがぶつかり合っているところで、大陸の地殻が形成されているということがわかったそうです。この大陸が形成されるために、水が重要な役割を果たしているという話しでした。
(写真2)基調講演後の談話のようす
市町村長セッションでは、各ジオパークの首長が舞台に上がって、司会者が首長に質問するという形式でした。ある首長からは、「人口が減少しているので、住民が自信を失ったが、ジオパークを始めたことによって、住民が自信を持って、地域を語ることができるようになった。」また別の首長は、「地域としては、ジオパークの関心がなかった。やってみると面白い。愛着や誇りにつながる。」などの意見が出ていました。
最後に司会者が、「誰かがやってくれるというのではなく、全員がジオパーク活動を進める当事者であるという覚悟をもって、相互チェック(審査)で互いの覚悟を共有しながら、いきいきとした地域社会づくりを、共に前に進めていきましょう。」とまとめていました。
(写真3)市町村長セッションのようす
また、ブース展示では、銚子ジオパークの宣伝をしながら、物販を行いました。この物販には、龍泉堂から「琥珀羊羹」、銚子電鉄から「ぬれ煎餅と佃煮」、ヤマサ醤油とヒゲタ醤油から提供いただいた醤油を持ちこみました。商品を通して、色々な地域の方と交流ができて、とても有意義でした。
(写真4)ブース展示のようす
ポスターセッションでは、銚子ジオパークからは、「日本ジオパーク認定 4 年目を迎えた銚子ジオパークにおける市民の意識調査結果について」というタイトルで発表しました。内容としては、今年7月に行ったアンケート調査をもとに、ジオパーク活動に対する要望について集計した結果について、話しました。ジオパークは、4年に一度再認定審査がありますので、再認定審査に関心のある方がポスター発表を聞きに訪れ、意見交換をしました。
また分科会(ガイド養成と組織のマネジメント)について、簡単に報告します。1日目に、まず、「私たちのめざすガイド像2015in霧島」のおさらいをしました。次に、2013年のJGN全国研修会の事前アンケート結果「ガイド養成講座等に関する調査票」を見て、グループごとに、各ジオパークの良いところを拾い出しました。その後は、それをまとめて、発表しました。また、他のジオパークの事例発表を聞きました。
2日目に、1日目の結果を使って、ガイド養成講座を組み立てました。地域によっては、フライトアテンダントの接遇講習があったり、プロのアナウンサーによる発声練習や文章の組み立て方講習があったり、コミュニケーションスキル講習があったりと興味深い講習を行っているところもあるようでした。
(写真5)分科会(ガイド養成と組織のマネジメント)のようす
各地域のジオパークの方と、交流や意見交換によって、充実した全国大会になりました。
最後になりますが、物販では、龍泉堂、銚子電鉄、ヤマサ醤油、ヒゲタ醤油からご協力を得ました。あらためて深く感謝申し上げます。
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銚子ジオパーク推進協議会の合同委員会を開催しました
2016.10.02 Sunday 09:30
9月21日(水)に銚子ジオパーク推進協議会の合同委員会(教育・普及委員会及び産業・観光委員会)を開催しました。今回の委員会では、今秋行なわれる日本ジオパークの再認定審査の現況報告と次期実行計画について、話し合いました。現況報告とは、銚子ジオパークが日本ジオパークとして、新規認定されてから、現在までの活動実績を、日本ジオパーク委員会に報告するものです。
次期実行計画では、委員のみなさまの熱い思いと、さまざまな意見が述べられ、再度、練り直すことになりました。
この熱い思いで、再認定審査を乗り越えていきたいです!
(写真)合同委員会のようす
次期実行計画では、委員のみなさまの熱い思いと、さまざまな意見が述べられ、再度、練り直すことになりました。
この熱い思いで、再認定審査を乗り越えていきたいです!
(写真)合同委員会のようす
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銚子ジオパークまつりが開催されました!
2016.09.15 Thursday 18:40
9月10、11日の二日間にわたり、イオンモール銚子店2階のしおさいプラザにおいて、銚子ジオパークまつりを開催しました。今回は、主として小学生がいる親子を対象として、銚子ジオパークに親しみを持ってもらうことを目的としました。
当日行った企画は、ジオっちょぬりえ、銚子ジオすごろく、てうしジオかるた、ジオっちょとの記念撮影会、ミニジオツアー、それと日本のジオパーク展でした。ジオっちょぬりえは、幼児や小学校低学年を中心に70枚近くのすばらしい作品が出来上がりました。銚子ジオすごろくは、銚子ジオパークの見どころの紹介を兼ねて作りました。サイコロを使って、コマを進めていくゲームは楽しいようで、何度も繰り返しすごろくを楽しんでいる子も見られました。てうしジオかるたは、昨年銚子で開催された日本ジオパーク関東地区大会の際に、地元の高校生と協力して作成した作品で、銚子の特徴を短いことばとわかりやすい絵で表現しています。親子で楽しんでいる様子が見られました。ジオっちょとの記念撮影は、インパクトがあってか、周囲から大勢の人が集まってきました。日本のジオパーク展とミニジオツアーは、ジオパークに興味を示した大人の方が、ご覧になっていました。
結果として、このイベントの参加者は、10日が140人、11日が210人でした。多くの方が銚子ジオパークに関心を示してもらったことが、今回の大きな収穫でした。
(写真1)銚子ジオパークまつりのようす
(写真2)銚子ジオすごろくのようす
(写真3)ジオっちょとの撮影のようす
当日行った企画は、ジオっちょぬりえ、銚子ジオすごろく、てうしジオかるた、ジオっちょとの記念撮影会、ミニジオツアー、それと日本のジオパーク展でした。ジオっちょぬりえは、幼児や小学校低学年を中心に70枚近くのすばらしい作品が出来上がりました。銚子ジオすごろくは、銚子ジオパークの見どころの紹介を兼ねて作りました。サイコロを使って、コマを進めていくゲームは楽しいようで、何度も繰り返しすごろくを楽しんでいる子も見られました。てうしジオかるたは、昨年銚子で開催された日本ジオパーク関東地区大会の際に、地元の高校生と協力して作成した作品で、銚子の特徴を短いことばとわかりやすい絵で表現しています。親子で楽しんでいる様子が見られました。ジオっちょとの記念撮影は、インパクトがあってか、周囲から大勢の人が集まってきました。日本のジオパーク展とミニジオツアーは、ジオパークに興味を示した大人の方が、ご覧になっていました。
結果として、このイベントの参加者は、10日が140人、11日が210人でした。多くの方が銚子ジオパークに関心を示してもらったことが、今回の大きな収穫でした。
(写真1)銚子ジオパークまつりのようす
(写真2)銚子ジオすごろくのようす
(写真3)ジオっちょとの撮影のようす
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親子で夏の自由研究ツアー「銚子の風を調べよう!」
2016.08.09 Tuesday 05:00
夏休みの第一日目の7月21日(木)に、親子で夏の自由研究ツアー「銚子の風を調べよう!」が開催されました。参加者は、親子を含めて31名でした。このツアーは、銚子の強風という特徴を活かした大地の恵みについて考えるというもので、風はなぜ吹くのかということを学び、地上天気図を描いて確かめ、その後、銚子地方気象台の風速・風向のデータを使って、銚子の風の特徴を調べ、仮想的に風力発電の設計をするという内容です。
午前中は、バスに乗車して、屏風ケ浦へ行き、名洗沖の洋上風力発電を見ながら、「ヨーロッパでは、洋上風力発電がさかんであるが、日本では、まだ少ない理由として、台風などの強すぎる風、地震、津波などヨーロッパにはない条件を調べる必要がある」という話しなどを聞きました。また、屏風ケ浦は、強風が生み出した荒波によって、大地が削られてきて、現在のような姿をした崖が約10kmも続いているという話しを聞きました。
その後、銚子地方気象台に行って、風速・風向の観測現場を見たり、風速・風向計(エーロベン)を見ながらそのしくみを教えていただいたりしました。また、銚子は、風速が10m/sを超える日は、1年間に143日もあって、他の関東地方の都市に比べて、圧倒的に多いことに驚きました。
午後からは、銚子市青少年文化会館に行って、「風はなぜ吹くのか?」の話しを聞いて、初めての地上天気図の作成に挑戦したり、銚子地方気象台のデータを使って、風速や風向のグラフを作成したり、風力発電の設備利用率を計算したりしました。3,4年生にとっては、少し難しかったですが、みんながんばって取り組んでいました。
?
写真1 自由研究ツアーの説明のようす
写真2 屏風ケ浦の洋上風力発電が見える場所にて
写真3 洋上風力発電が見えました
写真4 風と波の話しを聞いています
写真5 伊能忠敬の話しを聞いています。
写真6 銚子地方気象台で、風速・風向計の説明を聞いています
写真7 銚子地方気象台で、感雨計の説明を聞いています。ちょうど小雨が降ってきました。
写真8 銚子市青少年文化会館で、地上天気図を描いています。
最後に、ご協力をいただきました銚子地方気象台のみなさま、銚子ジオパーク推進市民の会の方々、写真を提供して下さった大衆日報様、その他関係者のみなさまどうもありがとうございました。
午前中は、バスに乗車して、屏風ケ浦へ行き、名洗沖の洋上風力発電を見ながら、「ヨーロッパでは、洋上風力発電がさかんであるが、日本では、まだ少ない理由として、台風などの強すぎる風、地震、津波などヨーロッパにはない条件を調べる必要がある」という話しなどを聞きました。また、屏風ケ浦は、強風が生み出した荒波によって、大地が削られてきて、現在のような姿をした崖が約10kmも続いているという話しを聞きました。
その後、銚子地方気象台に行って、風速・風向の観測現場を見たり、風速・風向計(エーロベン)を見ながらそのしくみを教えていただいたりしました。また、銚子は、風速が10m/sを超える日は、1年間に143日もあって、他の関東地方の都市に比べて、圧倒的に多いことに驚きました。
午後からは、銚子市青少年文化会館に行って、「風はなぜ吹くのか?」の話しを聞いて、初めての地上天気図の作成に挑戦したり、銚子地方気象台のデータを使って、風速や風向のグラフを作成したり、風力発電の設備利用率を計算したりしました。3,4年生にとっては、少し難しかったですが、みんながんばって取り組んでいました。
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写真1 自由研究ツアーの説明のようす
写真2 屏風ケ浦の洋上風力発電が見える場所にて
写真3 洋上風力発電が見えました
写真4 風と波の話しを聞いています
写真5 伊能忠敬の話しを聞いています。
写真6 銚子地方気象台で、風速・風向計の説明を聞いています
写真7 銚子地方気象台で、感雨計の説明を聞いています。ちょうど小雨が降ってきました。
写真8 銚子市青少年文化会館で、地上天気図を描いています。
最後に、ご協力をいただきました銚子地方気象台のみなさま、銚子ジオパーク推進市民の会の方々、写真を提供して下さった大衆日報様、その他関係者のみなさまどうもありがとうございました。
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