事務局ブログ
日本地理学会の銚子巡検(2日目)
2014.04.03 Thursday 13:00
日本地理学会の銚子巡検の2日目です。この日は、車で移動しました。
地球の丸く見える丘展望館では、キャベツ畑、風力発電等が説明されました。その後、犬岩に行きましたが、風雨が強くなったので、いったん銚子マリーナセンターハウスへ移動しました。
雨は降っておりましたが、せっかくの機会ということで、屏風ケ浦へ行きました。屏風ケ浦が、かつて1年に1mの割合で後退してきた経緯から、今は海になってしまった土地にも登記が残っているという興味深い話も出てきました。
午後からは、ジオストーリー作りについてのワークショップが3時間行われました。はじめに、日本地理学会の巡検参加者から、銚子ジオパークを散策しての感想をいただきました。銚子の地域資源について、人それぞれ違う視点から話題を取り上げて発表されていたのが面白かったです。
その後、各自で「銚子ジオパークで大事にしたいこと、伝えたいこと」を書き出し、それをもとにして、自然、利根川、漁業と醤油醸造、まちの4つのテーマに対してグループに分かれて、「大事にしたいこと、伝えたいこと」を支えるものを考えて掘り下げました。この議論の過程で得た考えやいただいたアドバイスなど、とても有意義なワークショップでした。
この2日間、私たち銚子から参加したみなさまは、たいへん勉強になったという感想をいただきました。また、お越しくださいました日本地理学会のみなさまは、銚子を堪能していただいたようです。どうもありがとうございました。
図1 地球の丸く見える丘展望館
図2 犬岩にて
図3 銚子マリーナセンターハウス
図4 屏風ケ浦にて
図5 ワークショップでの発表会
地球の丸く見える丘展望館では、キャベツ畑、風力発電等が説明されました。その後、犬岩に行きましたが、風雨が強くなったので、いったん銚子マリーナセンターハウスへ移動しました。
雨は降っておりましたが、せっかくの機会ということで、屏風ケ浦へ行きました。屏風ケ浦が、かつて1年に1mの割合で後退してきた経緯から、今は海になってしまった土地にも登記が残っているという興味深い話も出てきました。
午後からは、ジオストーリー作りについてのワークショップが3時間行われました。はじめに、日本地理学会の巡検参加者から、銚子ジオパークを散策しての感想をいただきました。銚子の地域資源について、人それぞれ違う視点から話題を取り上げて発表されていたのが面白かったです。
その後、各自で「銚子ジオパークで大事にしたいこと、伝えたいこと」を書き出し、それをもとにして、自然、利根川、漁業と醤油醸造、まちの4つのテーマに対してグループに分かれて、「大事にしたいこと、伝えたいこと」を支えるものを考えて掘り下げました。この議論の過程で得た考えやいただいたアドバイスなど、とても有意義なワークショップでした。
この2日間、私たち銚子から参加したみなさまは、たいへん勉強になったという感想をいただきました。また、お越しくださいました日本地理学会のみなさまは、銚子を堪能していただいたようです。どうもありがとうございました。
図1 地球の丸く見える丘展望館
図2 犬岩にて
図3 銚子マリーナセンターハウス
図4 屏風ケ浦にて
図5 ワークショップでの発表会
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日本地理学会の銚子巡検(1日目)
2014.04.03 Thursday 12:00
3月29−30日に日本地理学会の銚子巡検が行われました。主旨としては、銚子ジオパークの自然・文化、ジオパーク活動を見ることと、銚子ジオパークの今後やジオストーリーに関するワークショップで、地元の人と議論を行うことでした。
1日目は、自転車に乗って移動しながら、銚子の魅力を散策していきました。はじめにヤマサ醤油工場見学です。江戸時代に紀州人が黒潮にのってやってきて、醤油醸造を始めたことと、利根川水運を利用して、醤油を江戸に運搬したことが説明されていました。次に、銚子山十へ行きました。店主の説明がすばらしく、皆ひしお(醤)に興味を持ちました。味見したところ、ご飯に合いそうでした。
その後、利根川沿いに下流方向へ移動しました。途中でイワシの陸揚げに遭遇しました。銚子ならではの光景で、地理学会のみなさまは、「さすが銚子だ!」と言って感嘆の声をあげておりました。その後、自転車の旅らしさが出て、予定にはありませんでしたが、夫婦ケ鼻の地層を見に行きました。銚子が東北日本/西南日本の境に近く重要だと言われている地層です。
昼食で弁当を食べた後、黒生海岸、とんび岩、海鹿島を経由して犬吠埼へ行きました。満潮時刻に近く、風波も強かったので、看板を利用して、白亜紀の浅海堆積物が説明されました。
その後は、長崎鼻を経由して、外川ミニ資料館へ行きました、紀州移民と外川漁港の歴史などについてお話を伺いました。
夜は、午後9時まで、ワークショップ形式で、グループごとに自由に銚子ジオパークの課題と解決策について、議論されました。それぞれのグループで、銚子の食材を使った食の開発とPR、多様な魅力を活かしきれていない、ジオガイドのメッセージの明確化、銚子市民にジオパーク活動をどう広げていくかなどについて議論されておりました。
図1 銚子山十でのひしおの説明
図2 銚子漁港でのイワシの陸揚げのようす
図3 自転車に乗って移動中
図4 夫婦ケ鼻の地層
図5 とんび岩の前で
図6 犬吠埼にて
図7 宝満を見ながら
図8 外川ミニ資料館にて
図9 外川のまちなみ
図10 1日目夜のワークショップ
1日目は、自転車に乗って移動しながら、銚子の魅力を散策していきました。はじめにヤマサ醤油工場見学です。江戸時代に紀州人が黒潮にのってやってきて、醤油醸造を始めたことと、利根川水運を利用して、醤油を江戸に運搬したことが説明されていました。次に、銚子山十へ行きました。店主の説明がすばらしく、皆ひしお(醤)に興味を持ちました。味見したところ、ご飯に合いそうでした。
その後、利根川沿いに下流方向へ移動しました。途中でイワシの陸揚げに遭遇しました。銚子ならではの光景で、地理学会のみなさまは、「さすが銚子だ!」と言って感嘆の声をあげておりました。その後、自転車の旅らしさが出て、予定にはありませんでしたが、夫婦ケ鼻の地層を見に行きました。銚子が東北日本/西南日本の境に近く重要だと言われている地層です。
昼食で弁当を食べた後、黒生海岸、とんび岩、海鹿島を経由して犬吠埼へ行きました。満潮時刻に近く、風波も強かったので、看板を利用して、白亜紀の浅海堆積物が説明されました。
その後は、長崎鼻を経由して、外川ミニ資料館へ行きました、紀州移民と外川漁港の歴史などについてお話を伺いました。
夜は、午後9時まで、ワークショップ形式で、グループごとに自由に銚子ジオパークの課題と解決策について、議論されました。それぞれのグループで、銚子の食材を使った食の開発とPR、多様な魅力を活かしきれていない、ジオガイドのメッセージの明確化、銚子市民にジオパーク活動をどう広げていくかなどについて議論されておりました。
図1 銚子山十でのひしおの説明
図2 銚子漁港でのイワシの陸揚げのようす
図3 自転車に乗って移動中
図4 夫婦ケ鼻の地層
図5 とんび岩の前で
図6 犬吠埼にて
図7 宝満を見ながら
図8 外川ミニ資料館にて
図9 外川のまちなみ
図10 1日目夜のワークショップ
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ラボ・トレイン
2014.03.27 Thursday 08:30
3月21日(金)〜23日(日)に学研教育出版と銚子電鉄の共催で、体験型教育イベント「ラボ・トレイン」が、開催されました。銚子ジオパーク推進協議会は、後援しており、また、ジオパーク・ミッションの現地担当を行いました。
参加した子どもたちは、精力的に電車に乗り、あるいは歩いて次々とミッション達成していきました。どの子どもたちも、楽しそうでした。このように銚子市内のさまざまな分野の方たちが、ひとつの企画に参加するというのは、とてもすばらしかったです。
今後は、認知度が増大していくと思いますので、ぜひとも継続して企画が行われるのを期待しております。
図1 銚子電鉄のラボ・トレイン
図2 オープニング・セレモニー
図3 ジオバスツアー(犬岩)
図4 ジオバスツアー(屏風ケ浦)
図5 地球の丸く見える丘展望館
図6 ラボ・ステーションの報告
図7 「銚子のずかん」
図8 ジオパーク・ミッションのラボ・カード
(きほんルール)
まず、はじめにラボ・トレインパスを購入すると、「銚子のずかん」などがもらえます。銚子市内で、50種類のカードが用意され、ミッションをクリアするとラボ・カードがもらえます。
ミッションは、全部で12種類あり、ジオパーク・ミッション、サイエンス・ミッション、ネイチャー・ミッションなどがあります。ジオパーク・ミッションは7つあります。それぞれのミッションを達成するために、ジオっちょ、屏風ケ浦、犬岩・千騎ケ岩、犬吠埼、関東ローム層、化石、琥珀、地層です。これらのラボ・カードをもらう条件として、ジオっちょにあう、外川駅から犬岩、屏風ケ浦へ行くジオバスツアーに参加する、犬吠埼のジオツアーに参加する、青少年文化会館でジオ展示を見て説明を聞く、地球の丸く見える丘展望館で説明を聞くなどがあります。7つミッションのうち、ラボ・カードを3枚以上集めると、ミッション達成となり、セレクトや展望館に設置された「ラボ・ステーション」で、銚子ジオパークのロゴマーク入りのカードがもらえます。
合計30種類のカードを集めると、「銚子ラボマスター・ミッション」となり、学研の豪華景品をもらうことができます。
参加した子どもたちは、精力的に電車に乗り、あるいは歩いて次々とミッション達成していきました。どの子どもたちも、楽しそうでした。このように銚子市内のさまざまな分野の方たちが、ひとつの企画に参加するというのは、とてもすばらしかったです。
今後は、認知度が増大していくと思いますので、ぜひとも継続して企画が行われるのを期待しております。
図1 銚子電鉄のラボ・トレイン
図2 オープニング・セレモニー
図3 ジオバスツアー(犬岩)
図4 ジオバスツアー(屏風ケ浦)
図5 地球の丸く見える丘展望館
図6 ラボ・ステーションの報告
図7 「銚子のずかん」
図8 ジオパーク・ミッションのラボ・カード
(きほんルール)
まず、はじめにラボ・トレインパスを購入すると、「銚子のずかん」などがもらえます。銚子市内で、50種類のカードが用意され、ミッションをクリアするとラボ・カードがもらえます。
ミッションは、全部で12種類あり、ジオパーク・ミッション、サイエンス・ミッション、ネイチャー・ミッションなどがあります。ジオパーク・ミッションは7つあります。それぞれのミッションを達成するために、ジオっちょ、屏風ケ浦、犬岩・千騎ケ岩、犬吠埼、関東ローム層、化石、琥珀、地層です。これらのラボ・カードをもらう条件として、ジオっちょにあう、外川駅から犬岩、屏風ケ浦へ行くジオバスツアーに参加する、犬吠埼のジオツアーに参加する、青少年文化会館でジオ展示を見て説明を聞く、地球の丸く見える丘展望館で説明を聞くなどがあります。7つミッションのうち、ラボ・カードを3枚以上集めると、ミッション達成となり、セレクトや展望館に設置された「ラボ・ステーション」で、銚子ジオパークのロゴマーク入りのカードがもらえます。
合計30種類のカードを集めると、「銚子ラボマスター・ミッション」となり、学研の豪華景品をもらうことができます。
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みんなたいせつ、地域のたから
2014.03.26 Wednesday 11:00
文化庁文化財部の桂雄三氏をお招きして、「みんなたいせつ、地域のたから」という内容で、講演会が開催されました。
図1 桂氏の講演のようす
文化遺産は,地域で暮らす知識や知恵をつなぎ,将来の行動や選択の基礎になること、保護保全に関しては、価値観を共有し、どうしてゆくのが良いのか考え、関係者みんなで話し合う場を持ち、検証することが重要とのことでした。
また、化石採集に関するジオパークの立場、屏風ケ浦の消波ブロックの考え方などをわかりやすくお話いただきました。
銚子には、地質だけではなく、大地からの恵み、大地と人との関わりなど、地域のたからがたくさんあります。これらをみんなで大事にしていけたらいいですね。
図1 桂氏の講演のようす
文化遺産は,地域で暮らす知識や知恵をつなぎ,将来の行動や選択の基礎になること、保護保全に関しては、価値観を共有し、どうしてゆくのが良いのか考え、関係者みんなで話し合う場を持ち、検証することが重要とのことでした。
また、化石採集に関するジオパークの立場、屏風ケ浦の消波ブロックの考え方などをわかりやすくお話いただきました。
銚子には、地質だけではなく、大地からの恵み、大地と人との関わりなど、地域のたからがたくさんあります。これらをみんなで大事にしていけたらいいですね。
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ガイド研修会を開催しました
2014.03.25 Tuesday 11:24
平成26年3月3日(月)にNPO法人たじま海の学校副代表・山陰海岸ジオパーク公認ガイドの今井ひろこさんを講師にお迎えして、ガイド研修会を開催しました。
山陰海岸ジオパークのガイド運営、ガイドの手法、リスクマネジメントなど、ガイドに関わる幅広い内容のご講演を頂き、参加者と活発な質疑応答が行われました。
山陰海岸ジオパークのガイド運営、ガイドの手法、リスクマネジメントなど、ガイドに関わる幅広い内容のご講演を頂き、参加者と活発な質疑応答が行われました。
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