事務局ブログ

「地質の日」関連イベント

2014.05.21 Wednesday 09:09
5月10日は「地質の日」。
毎年5月10日を中心に、「地質の日」を記念したイベントが、
全国の博物館や大学などの研究機関で開催されています。(https://www.gsj.jp/geologyday/)

銚子ジオパークでも、関連イベントとして5月3日、4日、5日に「犬吠埼ガイドツアー」
5月4日、11日は「銚子産!化石のレプリカを作ろう」を行いました。


<犬吠埼では、今年140周年ぎょ!を迎える「犬吠埼灯台」に鯉のぼりをあげて、皆さんを出迎えていました。>
ガイドツアーに参加された方は3日間で150名!!


<4日は犬吠埼灯台下でレプリカづくり!>
犬吠埼からも昔は化石が出たんですよ★(今はとっちゃダメです)


<11日は地球の丸く見える丘展望館でレプリカづくり!!>
銚子が化石の産地だったことはあまり知られていないようです。



<みんないい笑顔です。>
レプリカは本物の化石から型をとったもの。大切にしてね。
レプリカづくりは2日間で220名の方が参加されましたぎょ


<おまけ うーん、プリティ!>
展望館にはジオっちょの顔出し看板があります。
みんなも一緒に記念写真はどうですか?

私たちが地球上で生きていくために欠かせない地質。日常生活とも深いかかわりを持っています。
にもかかわらず、地質について多くの人が興味を持っていないかもしれません。
今回のようなジオパークの資産を活用したイベントを通じて少しでも地質に興味を持ってくれたら嬉しいです♪



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秩父ジオパークの視察研修(1日目)

2014.05.02 Friday 09:00
4月22,23日に秩父ジオパークへ視察研修に行ってきました。にこっ

まず、秩父郡皆野町にある秩父味噌を製造・販売しているヤマブ味噌を見学しました(図1)。秩父地方のB級グルメ「味噌ポテト」、もろきゅう、味噌汁など、味噌を使った料理の昼食をいただき、秩父のカエデ樹液を試飲しました。秩父ジオパークから歓迎のポスターも貼ってあり、一同感激しました(図2)。にこっ

次に、秩父盆地の全景が見られる美の山へ行き、盆地内の荒川によって形成された河岸段丘のようすを観察しました(図3)。秩父の地形と産業の関係では、盆地中央部を流れる荒川が大地を削り込んでおり、水の利用が難しいため、水田が発達しにくかったこと、代わりにクワを植えて、カイコから絹を取って、銘仙の産業が発達したこと、農業としては、コンニャクやソバが栽培されていることを教えていただきました。
荒川の急流(図4)によって、石が岩盤を削り、人が入れるほどの大きな穴(ポットホール)を見学しました(図5)。この辺りは、洪水時に水が集まりやすい地形になっており、岩によって丸く削り取られたそうです。また、水位尺が13mもあるのには驚きました(図6)。にこっ

次に、埼玉県立自然の博物館見学へ行きました(図7)。この博物館の歴史、古生物の骨格(パレオパラドキシア、アケボノゾウなど)、岩石、秩父の古環境などの説明を聞きました。
最後に、秩父まるごとジオパーク推進協議会で、総会にオブザーバーとして出席し、その後、秩父で行われた「地球科学学習観光」推進事業について研修が行われました(図8)。
1日目は、秩父ジオパークの地形と人の暮らしの関わりがわかり、秩父独自の文化の一部を垣間見ることができました。銚子ジオパークにおいても、大地と人との関わりに関するジオストーリーの作成の参考にしたいと思いました。とても有意義な時間をすごしました。にこっ


図1 味噌蔵での昼食と見学        


図2歓迎のしるしに!
   

図3 美の山から見た秩父盆地の河岸段丘  


図4 秩父盆地を流れる荒川の様子


図5 荒川のポットホール          


図6 荒川の水位尺
   

図7 埼玉県立自然の博物館の見学   


図8 秩父まるごとジオパーク推進協議会の総会


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4月の合同委員会が開催されました

2014.05.01 Thursday 15:30
4月21日(月)に教育・普及委員会と産業・観光委員会の4月の合同委員会が開催されました。議題となったのは、平成26年度の計画についてです。


図1 合同委員会のようす

まず事務局から、平成25年度の銚子ジオパーク推進協議会の事業実績が報告されました。次に、銚子ジオパーク実行計画2013-2016年度や日本ジオパーク委員会審査報告結果、昨年度の実績、銚子ジオパークの実情に基づいて、今年度の計画を立てたことを説明しました。
委員のみなさまからも、出前講座を積極的にやってほしい、ジオパークに関する展示会をやってほしい、学校でも取り組んでほしいなどの意見がでました。
その他にも、3月に開催されたラボ・トレイン、日本地理学会の銚子巡検や5月16日(金)に開催される銚子ジオパーク推進協議会の総会とその後の意見交換会などについての報告がありました。
今年度も、みんなで銚子ジオパークを活発に推進していきましょう!

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銚子ジオパークを歩く

2014.04.10 Thursday 13:30
銚子市南東部の屏風ケ浦から君ケ浜まで、海沿いに歩いてジオサイトを巡りました。歩いて複数のジオサイトを巡ることができるのは、銚子ジオパークの特徴でもあります

 千葉科学大学のカフェマリーナで昼食を取った後、犬岩へ向かって歩きました。現在は、屏風ケ浦遊歩道から犬岩まで、埋め立てられているので、坂道の上り下りをせずに、平坦な道を通って行くことができます。犬岩で所要時間やガイドについて話し合いました(図1)。

 犬岩を出ると、千騎ケ岩、外川漁港を経由して長崎海岸へ向かっています(図2)。そのまま銚子の魅力などを話しながら歩き続けて、犬吠埼へ向かいました(図3)。途中、ハマダイコンがあちこちで開花しているのを見ました(図5)。犬吠埼では、カントウタンポポも開花していました(図6)。

 その後は、君ケ浜の松林の中を歩いて、駐車場まで行きました(図4)。ここではカジイチゴが開花しておりました(図7)。

 歩いて適度な運動をしながら、銚子ジオパークを巡る、一石二鳥のジオパークです。みなさまも、銚子ジオパークの散策を楽しんではいかがでしょうか。

(参考タイム:千葉科学大学マリーナキャンパス前から犬吠埼まで徒歩約1時間50分)


図1 犬岩前にて                


図2 長崎橋の上を歩いています


図3 犬吠埼へ向かっています        


図4 君ケ浜の松林の中を歩いています


図5 ハマダイコンの開花           


図6 カントウタンポポの開花


図7 カジイチゴの開花


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海から見たジオサイト

2014.04.09 Wednesday 16:30
銚子ジオパークのジオサイトは、海沿いに位置しているところもあるため、海から見たジオサイトがどのように見えるのか気になっていました。にこっ今回、テレビ局の取材との関係で、銚子海洋研究所のフリッパー号に乗船する機会を与えていただきました。にこっ

乗船日(4月8日)の天気は、快晴で、風も弱く、穏やかな日和でした。にこっ波高も目視で約0.7m程度でしたが、船に慣れていない人は、揺れている感じがします。にこっ

まず、屏風ケ浦ですが、拡大すると一部しか入らないので、高さが低い印象を受けてしまいますが遠景を掲載しました。にこっつまり、高さに対して距離の長さをより実感できました(高さ1に対して距離200の割合)。にこっ距離が約10kmもある屏風ケ浦は雄大です。にこっ

犬岩犬若岬ですが、犬若岬が小山のようにみえます。にこっ犬岩は、そのふもとに見られる岩体です。にこっ乗船時に犬岩は、どこだろうと思っていましたが、写真にちゃんと写っていました。にこっ

千騎ケ岩は、外川のまちなみの手前に見える岩体です。にこっ荒々しい岩体と斜面上に建てられた家屋が対照的に見えました。にこっ
次に、犬吠埼灯台ですが、長崎鼻の灯台と並んで見えるところが面白いです。にこっ

このあと、銚子沖東方約30kmまで行き、イルカに遭遇するのを楽しみにしておりましたが、まだ、例年に比べて水温がまだ低いということで、残念ながら、見ることはできませんでした。海鳥が集まるところにイルカもいるようですが、海鳥もわずかに見られただけでした。次の機会があれば、イルカを見たいです。にこっ

また、東行きよりも西行きの方が、船による波(造波抵抗)が大きいように見えました。にこっこの波で、黒潮の流れを確認することができました。にこっ

銚子海洋研究所のみなさま、ありがとうございました。


図1 乗船時のようす           


図2 海から見た屏風ケ浦


図3 海から見た犬若岬と犬岩      


図4 海から見た千騎ケ岩と外川のまちなみ


図5 海から見た犬吠埼灯台(右)と長崎鼻灯台(左)

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