お知らせ
夏休み子供ジオツアーの話し合い
2013.06.12 Wednesday 19:00
「銚子ジオパークの魅力を、都会に住む子供たちにも伝えたい」という思いを持って、6月のある日、夏休み子供ジオツアーの話し合いが行われました。
参加したメンバーは、千葉科学大学、銚子ジオパーク推進市民の会、銚子市旅館組合、銚子民宿組合、地球の見える丘展望館、銚子市観光協会、青少年文化会館、銚子ジオパーク推進協議会事務局からの代表のみなさまです。
話し合いの様子
団体によって色々な考え方があり、新たに浮かび上がった問題などを議論することができました。この日は全体的な視点で、この企画の内容を共有することができました。
ジオツアーの内容も充実しており、2つのコースを用意いたしました。ひとつは、屏風ケ浦での地層観察とその結果のレポート作成をするコース、もうひとつは地層観察のほかに植物観察や磯の生き物観察も含めたコースで、いずれも小中学生の夏休みの宿題をお手伝しようとする内容です。
都会に住んでいるみなさん、夏休みを銚子で有意義に過ごしてみませんか?
参加したメンバーは、千葉科学大学、銚子ジオパーク推進市民の会、銚子市旅館組合、銚子民宿組合、地球の見える丘展望館、銚子市観光協会、青少年文化会館、銚子ジオパーク推進協議会事務局からの代表のみなさまです。
話し合いの様子
団体によって色々な考え方があり、新たに浮かび上がった問題などを議論することができました。この日は全体的な視点で、この企画の内容を共有することができました。
ジオツアーの内容も充実しており、2つのコースを用意いたしました。ひとつは、屏風ケ浦での地層観察とその結果のレポート作成をするコース、もうひとつは地層観察のほかに植物観察や磯の生き物観察も含めたコースで、いずれも小中学生の夏休みの宿題をお手伝しようとする内容です。
都会に住んでいるみなさん、夏休みを銚子で有意義に過ごしてみませんか?
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夏休み子供ジオツアー
2013.06.12 Wednesday 17:30
銚子ジオパークでは、「夏休み子供ジオツアー」を行います。
Q. ジオパークってなあに?
A. ジオパークとは、貴重な地質・地形を含み、その地域の自然環境や歴史・文化に親しむ公園です。
Q. ジオツアーってなあに?
A.地質・地形の視点から、その地域の自然環境や歴史・文化を見聞し、学習するツアーです。
Q.どんなコースがあるの?
A. 銚子ジオパークでは、2つのコースを用意しました。
地質コース(屏風ケ浦、愛宕山、千葉科学大学など)
8月 8日(木)〜9日(金)
生物コース(君ケ浜、犬吠埼、愛宕山など)
7月24日(水)〜25日(木)
7月31日(水)〜8月1日(木)
8月27日(火)〜8月28日(水)
いずれも、千葉科学大学の先生やジオガイドが、やさしく指導してくれます。
みなさん、お待ちしておりますよ。
詳しくは、こちらをご覧ください。
Q. ジオパークってなあに?
A. ジオパークとは、貴重な地質・地形を含み、その地域の自然環境や歴史・文化に親しむ公園です。
Q. ジオツアーってなあに?
A.地質・地形の視点から、その地域の自然環境や歴史・文化を見聞し、学習するツアーです。
Q.どんなコースがあるの?
A. 銚子ジオパークでは、2つのコースを用意しました。
地質コース(屏風ケ浦、愛宕山、千葉科学大学など)
8月 8日(木)〜9日(金)
生物コース(君ケ浜、犬吠埼、愛宕山など)
7月24日(水)〜25日(木)
7月31日(水)〜8月1日(木)
8月27日(火)〜8月28日(水)
いずれも、千葉科学大学の先生やジオガイドが、やさしく指導してくれます。
みなさん、お待ちしておりますよ。
詳しくは、こちらをご覧ください。
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銚子の夏は、涼しいか?
2013.06.06 Thursday 20:00
「銚子は、夏涼しく、冬暖かい」と聞くことがあります。涼しいとか暖かいというのは、感覚的ですが、気温を調べてみればわかるかもしれません。ここで、気温というのは、緯度・経度、標高、海からの距離、周辺の土地利用、地形、季節、日射量など、さまざまなジオの影響を受けて決まります。
さっそく、どんなジオの影響を受けているのか、気象庁のデータを拾ってきて、銚子と東京の月平均気温を比較してみました(表1)。
表1 銚子と東京における1981-2010年の平均気温の比較(単位:℃)
(気象庁ウェブサイトより)
これを見ると、5−8月では、銚子の気温は、東京よりも2℃以上低いことがわかりました。一方で、12−2月では、0.1から0.5℃高くなりました。そのため、夏に東京から銚子へやってくると、涼しく感じられるのではないかということがわかりました。
蛇足ですが、銚子で猛暑日(日最高気温が35.0℃以上)を記録したのは、1887年1月以降、35.3℃(1962年8月4日)、35.2℃(2004年8月20日)、35.0℃(1978年8月24日)の3回だけでした(125年で3回です!)。
夏は、涼しい銚子で過ごしませんか。
さっそく、どんなジオの影響を受けているのか、気象庁のデータを拾ってきて、銚子と東京の月平均気温を比較してみました(表1)。
表1 銚子と東京における1981-2010年の平均気温の比較(単位:℃)
(気象庁ウェブサイトより)
これを見ると、5−8月では、銚子の気温は、東京よりも2℃以上低いことがわかりました。一方で、12−2月では、0.1から0.5℃高くなりました。そのため、夏に東京から銚子へやってくると、涼しく感じられるのではないかということがわかりました。
蛇足ですが、銚子で猛暑日(日最高気温が35.0℃以上)を記録したのは、1887年1月以降、35.3℃(1962年8月4日)、35.2℃(2004年8月20日)、35.0℃(1978年8月24日)の3回だけでした(125年で3回です!)。
夏は、涼しい銚子で過ごしませんか。
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銚子の地震の頻度
2013.06.06 Thursday 12:30
銚子の地震は、どのくらいの頻度で発生しているのでしょうか?
そこで、気象庁の震度データベースより、利用できる1923年1月1日から2013年5月31日まで期間で、銚子市川口町の震度を調べてみました。
表1 1923年1月1日から2013年5月31日までの震度の統計(気象庁ウェブサイトより)(http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_db/shindo_index.html)
注)平成8年9月以前の5,6は5弱,6弱として扱っています。
表1を見ると、この期間に震度4と震度5弱を合わせると71回記録されました(震度6弱以上の記録はありませんでした)。そうすると1923年1月以降、震度4以上の地震は、約1年3か月に1度の割合で発生してきたことがわかりました。
この71回のうち、震央地名で分類すると、一番多いのが千葉県東方沖で45%、二番目が茨城県沖で32%でした。なお、この期間では、千葉県東方沖と茨城県沖を震央とする地震は、顕著な津波被害がなかったようです。
そこで、気象庁の震度データベースより、利用できる1923年1月1日から2013年5月31日まで期間で、銚子市川口町の震度を調べてみました。
表1 1923年1月1日から2013年5月31日までの震度の統計(気象庁ウェブサイトより)(http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_db/shindo_index.html)
注)平成8年9月以前の5,6は5弱,6弱として扱っています。
表1を見ると、この期間に震度4と震度5弱を合わせると71回記録されました(震度6弱以上の記録はありませんでした)。そうすると1923年1月以降、震度4以上の地震は、約1年3か月に1度の割合で発生してきたことがわかりました。
この71回のうち、震央地名で分類すると、一番多いのが千葉県東方沖で45%、二番目が茨城県沖で32%でした。なお、この期間では、千葉県東方沖と茨城県沖を震央とする地震は、顕著な津波被害がなかったようです。
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銚子の地盤は、本当に強いのか?
2013.06.06 Thursday 12:30
銚子の地盤は強いと聞くことがあるが、本当に強いのでしょうか?
それが本当かどうか、銚子付近の過去の震度を調べてみました。
銚子付近には、銚子気象台(川口町)、愛宕山近く(天王台)、銚子市役所(若宮町)、神栖市波崎(太田)の4台が設置されています。この4台を比較するために、2007年7月3日(天王台における地震計設置の翌日)から2013年5月31日の震度の統計を調べてみました。
表1 2007年7月3日から2013年5月31日までの震度の統計(気象庁ウェブサイトより)
(http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_db/shindo_index.html)
表1を見ると、この期間に銚子市川口町、銚子市若宮町、神栖市波崎は、震度5弱以上の地震が3〜4回記録されています。一方で、銚子市天王台は、震度5弱以上が記録されておらず、ざっと見て銚子市川口町よりも震度の階級が1小さいことがわかりました。銚子市天王台は、他の3地域よりも揺れが小さいのです。その理由としては、ご存じのように、愛宕山層群(中生代ジュラ紀)の硬い岩盤が土台となっているからです。
この結果からわかるように、愛宕山付近の地盤は、川口町、若宮町、波崎よりも強いんですね。
続き▽
それが本当かどうか、銚子付近の過去の震度を調べてみました。
銚子付近には、銚子気象台(川口町)、愛宕山近く(天王台)、銚子市役所(若宮町)、神栖市波崎(太田)の4台が設置されています。この4台を比較するために、2007年7月3日(天王台における地震計設置の翌日)から2013年5月31日の震度の統計を調べてみました。
表1 2007年7月3日から2013年5月31日までの震度の統計(気象庁ウェブサイトより)
(http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/shindo_db/shindo_index.html)
表1を見ると、この期間に銚子市川口町、銚子市若宮町、神栖市波崎は、震度5弱以上の地震が3〜4回記録されています。一方で、銚子市天王台は、震度5弱以上が記録されておらず、ざっと見て銚子市川口町よりも震度の階級が1小さいことがわかりました。銚子市天王台は、他の3地域よりも揺れが小さいのです。その理由としては、ご存じのように、愛宕山層群(中生代ジュラ紀)の硬い岩盤が土台となっているからです。
この結果からわかるように、愛宕山付近の地盤は、川口町、若宮町、波崎よりも強いんですね。
続き▽
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