事務局ブログ
今年の夏は、暑いの?
2013.08.15 Thursday 18:30
2013年8月11日は、記録的な暑い一日でした。銚子の日最高気温は34.6℃(1887年以降で高い方から6番目で)、日最低気温は、27.5℃(同、高い方から1番目)でした。翌日の8月12日も最低気温は、26.5℃(同、高い方から6番目)でした。
なぜ、こんなに暑い(暑く感じられる)のでしょうか?その原因の一つとして、局地的に見れば、銚子では、日平均気温の7月に対する8月の上昇量は、県内で最大になることがあげられます(気象庁データより)。これは、銚子近辺の海面水温と関連がありそうです。
また、総観規模でみれば、背の高い夏の太平洋高気圧に覆われているからだと言われています。つまり低緯度地方で上昇した空気が、乾燥して下降(断熱圧縮)するため、暑くなります。図1によると、台風11号によって上昇気流が、いっそう高気圧を促進しています。さらに、上空ではチベット高気圧が張り出しております。これによって、背の高い高気圧が形成されております。
図1 2013年8月11日の地上天気図
(気象庁ウェブサイトより)
図2 2013年8月11日の高層天気図(200hPa)
(気象庁ウェブサイトより)
さらに別の視点から見ると、これまでに、エルニーニョ現象あるいはラニーニャ現象との関わりが指摘されました。しかし、これには例外の年もありました。また、それに似た現象として、インド洋のダイポールモード現象も、猛暑との関係を説明する要因のひとつと考えられています。これは、インド洋の海面水温が東部で低く、西部で高いときに日本が猛暑になるというものです。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%9B%E6%9A%91)
図3 海面水温平年差の予想図 8〜10月の3か月平均。等値線間隔は0.5℃。負偏差に影。
(気象庁全般3か月予報(8月〜10月)解説資料より)
銚子近辺だけでなく、世界における陸地の位置と海水の関係が、気候に影響を及ぼすのは、興味深いと思われます。
なぜ、こんなに暑い(暑く感じられる)のでしょうか?その原因の一つとして、局地的に見れば、銚子では、日平均気温の7月に対する8月の上昇量は、県内で最大になることがあげられます(気象庁データより)。これは、銚子近辺の海面水温と関連がありそうです。
また、総観規模でみれば、背の高い夏の太平洋高気圧に覆われているからだと言われています。つまり低緯度地方で上昇した空気が、乾燥して下降(断熱圧縮)するため、暑くなります。図1によると、台風11号によって上昇気流が、いっそう高気圧を促進しています。さらに、上空ではチベット高気圧が張り出しております。これによって、背の高い高気圧が形成されております。
図1 2013年8月11日の地上天気図
(気象庁ウェブサイトより)
図2 2013年8月11日の高層天気図(200hPa)
(気象庁ウェブサイトより)
さらに別の視点から見ると、これまでに、エルニーニョ現象あるいはラニーニャ現象との関わりが指摘されました。しかし、これには例外の年もありました。また、それに似た現象として、インド洋のダイポールモード現象も、猛暑との関係を説明する要因のひとつと考えられています。これは、インド洋の海面水温が東部で低く、西部で高いときに日本が猛暑になるというものです。(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%9B%E6%9A%91)
図3 海面水温平年差の予想図 8〜10月の3か月平均。等値線間隔は0.5℃。負偏差に影。
(気象庁全般3か月予報(8月〜10月)解説資料より)
銚子近辺だけでなく、世界における陸地の位置と海水の関係が、気候に影響を及ぼすのは、興味深いと思われます。
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