事務局ブログ

ジオパークの防災に関する講演会

2014.01.23 Thursday 13:30
にこっ銚子ジオパークは、貴重な地質遺産を有しているばかりでなく、大地との関わりをもって多様かつ豊かな恵みを受けております。一方、時折大地との関わりから災害を受けることもあります。この自然の持つ二面性について、ジオパークの防災に関する講演会が開催されました。
講師は、千葉科学大学危機管理学部の藤本一雄准教授です。


図1講演会の様子        


図2ワークショップの様子

にこっ講演の中で、中国の史書「春秋」の注釈書「春秋左氏伝」からの引用が紹介されました。
「安きに居りて危うきを思う 思えば則ち備えあり 備えあれば患い無し」。平常時に、事前に防災対策に取り組んでおくことが有効のようです。
また、避難も受け身的ではなく主体的に避難することが重要だとの紹介もありました。

にこっ後半は、ワークショップでした。災害が起こったときに、「最悪の結果」を考えます。なぜ最悪の結果になってしまうのか、その原因を考え、自分の弱点を見出すというものです。その弱点を解消しておくことによって、実際に災害が起こっても最悪の結果に至らずに済むということです。今回は、最悪の結果として「自宅で家族が津波に襲われる」という設定で、グループに分かれて考えました。

にこっみなさまも、いざというときのために、弱点を克服しておくのはいかがでしょうか?




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