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屏風ケ浦の地層と同じ泥岩を使用した陶器スピーカー「Amano Iwabue」

2024.12.19 Thursday 14:14
屏風ケ浦の地層と同じ地層の泥岩を使用した陶器スピーカー「Amano Iwabue(あまのいわぶえ)」のクラウンドファンディングが実施中です!(2025年1月23日まで)
クラウドファンディングのページはこちら(MakuakeのWEBサイト)


銚子ジオパークのジオサイトである「屏風ケ浦」。高さ20-65mの海食崖が約10kmも続きます。
この崖の下のほうの地層は、100万年前より新しい時代に形成された深海の堆積物が隆起して地表に顔を出している世界的に見ても珍しいものです。
屏風ケ浦の西の端、旭市飯岡地区では古くからこの地層の泥岩を「カベト」とよび家の壁材などに使用してきました。

「Amano Iwabue」は「カベト」を使用して作成された陶器スピーカーです。
スピーカーの名前は、屏風ケ浦の地層中から洗い出されて海岸で発見される穴の開いたノジュール「天の石笛」からきています。
飯岡地区では漁師を海難から守る民話として「天の石笛」伝説が伝わります。

飯岡地区は2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、最大波高7.6mの津波が押し寄せ、
死者14人、行方不明者2人を出し、千葉県内最大の被災地となった場所です。
スピーカーを作成している「海音窯」は飯岡にあり被災しましたが、津波に流されることなく陶器スピーカーの原型は奇跡的に残っていました。

津波で流されることなく残っていた「陶器スピーカーの原型」
飯岡で古くから活用されていた「カベト」
漁師を海難から守る民話として地元に伝わる「天の石笛伝説」
被災した飯岡の復興への願いを込めて「Amano Iwabue」は誕生したのです。


インテリア性を兼ね備えながら、本格的な音楽も楽しめる「Amano Iwabue」
興味のある方はぜひクラウドファンディングに参加してください!
クラウドファンディングのページはこちら

Amano Iwabue

「Amano Iwabue」
1200度近い高温で焼かれた陶器スピーカーの本体は固く、澄んだ響きを奏でます。
小口径ユニットと相まって、ピンポイントの定位とスピーカーの存在を意識させない広い音場再生が特徴です。


海音窯(かいおんがま)
https://www.kaiongama.com/




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