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親子で夏の自由研究ツアー「銚子の風を調べよう!」

2016.08.09 Tuesday 05:00
 夏休みの第一日目の7月21日(木)に、親子で夏の自由研究ツアー「銚子の風を調べよう!」が開催されました。参加者は、親子を含めて31名でした。このツアーは、銚子の強風という特徴を活かした大地の恵みについて考えるというもので、風はなぜ吹くのかということを学び、地上天気図を描いて確かめ、その後、銚子地方気象台の風速・風向のデータを使って、銚子の風の特徴を調べ、仮想的に風力発電の設計をするという内容です。
 午前中は、バスに乗車して、屏風ケ浦へ行き、名洗沖の洋上風力発電を見ながら、「ヨーロッパでは、洋上風力発電がさかんであるが、日本では、まだ少ない理由として、台風などの強すぎる風、地震、津波などヨーロッパにはない条件を調べる必要がある」という話しなどを聞きました。また、屏風ケ浦は、強風が生み出した荒波によって、大地が削られてきて、現在のような姿をした崖が約10kmも続いているという話しを聞きました。
 その後、銚子地方気象台に行って、風速・風向の観測現場を見たり、風速・風向計(エーロベン)を見ながらそのしくみを教えていただいたりしました。また、銚子は、風速が10m/sを超える日は、1年間に143日もあって、他の関東地方の都市に比べて、圧倒的に多いことに驚きました。
 午後からは、銚子市青少年文化会館に行って、「風はなぜ吹くのか?」の話しを聞いて、初めての地上天気図の作成に挑戦したり、銚子地方気象台のデータを使って、風速や風向のグラフを作成したり、風力発電の設備利用率を計算したりしました。3,4年生にとっては、少し難しかったですが、みんながんばって取り組んでいました。
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写真1 自由研究ツアーの説明のようす    


写真2 屏風ケ浦の洋上風力発電が見える場所にて 


写真3 洋上風力発電が見えました       


写真4 風と波の話しを聞いています


写真5 伊能忠敬の話しを聞いています。


写真6 銚子地方気象台で、風速・風向計の説明を聞いています


写真7 銚子地方気象台で、感雨計の説明を聞いています。ちょうど小雨が降ってきました。


写真8 銚子市青少年文化会館で、地上天気図を描いています。

 最後に、ご協力をいただきました銚子地方気象台のみなさま、銚子ジオパーク推進市民の会の方々、写真を提供して下さった大衆日報様、その他関係者のみなさまどうもありがとうございました。

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